家計簿をつけるのが好きです。就職したての新人ナースの頃に、「こんなにしんどい思いをして稼いだお金がいつの間にかなくなっていくのは嫌。何に使って消えたのか明確にしたい」と思ってつけ始めたものが、現在まで続いてます。
節約効果は努力次第かと思いますが、現状が把握できるメリットは大きいです。残高を合わせることは省いて、シンプルな書き方を追求すれば簡単です。先日、人生初めて住宅購入するにあたっても、妥当な予算を導き出すのにとても役立ちました。
一人暮らし、結婚、出産と、人生のイベント毎に大きく変化してきた生活費。現在も、戸建に引っ越し後に増えるだろうことは予想できるけど、実際どれくらいになるだろう…とドキドキしています。今日は、家計簿をもとに我が家の生活費の変化を振り返ります!
よかったらお付き合いください。個人差や地域差が大きいとは思いますが、生活費が変動する理由や比率はもしかして参考にして頂けるかも?
新人時代
就職と同時に一人暮らしを始めました。寮は古くて狭いワンルームですが駅近で格安でした。はりきって節約しつつ、自分の趣味や楽しみにかける費用は多め。(イラストは独身の頃の私。海苔は基本単体で食べる)
食費15,000円
外食18,000円
家賃18,000円
生活費17,000円
娯楽・他60,000円
・月平均のおおよその額。
・「食費」は家や職場で食べる分、「外食」は飲み会や休日の贅沢ランチを指します。
・「生活費」は生活に欠かせない出費。水道光熱費、通信費や交通費、生活必需品を含みます。
支出総額128,000円/月
独身貴族時代
寮住まいは期限付きだったので、ロフト付きワンルームの新築アパートに引っ越しました。賃貸に住んでる限り職場からの住居手当が手厚いです。お給料も増えて調子に乗ってる頃。年1回海外旅行へ行き、趣味はゴルフと婚活。(妄想を特技とする20代後半女子)
食費28,000円↑
外食23,000円↑
家賃28,000円↑
生活費35,000円↑
娯楽・他100.000円↑↑
支出総額214,000円/月(新人時代から67%増!)
DINKS時代
結婚して夫と2人だけの頃。1LDK賃貸住まい、通勤用ではない車一台(夫が独身の頃に購入)所有。2人で暮らすことで一人当たりの生活費は基本的には下がりました。さらに結婚後友人や同僚と遊ぶことが減った上に、夫婦でも仕事の休みがなかなか合わないのでそれ程出かけない、という地味な暮らしぶり。増えたのは任意保険料。一人暮らしの頃は保険に入ることなんてほとんど頭になかった私(夫はちゃんと入ってた)。
食費50,000円↓
外食20,000円↓
家賃50,000円↓
生活費120,000円↑↑
交通費30,000円
医療費47,000円
娯楽・他80,000円↓
・車所有のため交通費の項目を追加
・生活費には、保険料約6万円が含まれます。
・不妊治療に通っていたので医療費が多め。(医療費控除で少し戻った)
・娯楽費には、1人3万円ずつのお小遣いも含まれます。ちなみに我が家の場合、食事(飲み会も含む)、散髪代、交通費等生活に必要なものについては一旦お小遣いから支払ってもあとで家計から返金される制度。お小遣いは全て個人の楽しみに自由に使います。
支出総額397,000円/月
2人で割ると198,500円(独身貴族時代から7%減)
子宝時代(現在)
1歳・3歳の兄妹育児中。育休、時短勤務で私の収入は激減。ネットでみる限り、共働き4人家族としては平均的な支出のようです。子どもの機嫌によっては苦行を強いられるような場所からは足が遠のき、外食することが減りました。それ以外は全体的にじわっと上がってきている印象。共働きしていると、保育料(収入に応じて設定される)がなかなかのお値段になります。
食費56,000円→
外食10,000円↓
家賃50,000円→
生活費140,000円↑
交通費55,000円↑
育児費60,000円
医療費20,000円↓
娯楽・他60,000円↓
・育児費には育児用品、保育料が含まれます。
・医療費には妊婦健診や出産費用が含まれますが、自治体等から手当がもらえるのでこの程度で済みました。
・将来の教育費に回すため、娯楽費に含まれる私のお小遣いを1万円に減らしました。(自分のためにお金を使う機会が減ったので別に困らない。夫の分はそのまま。パソコンを買うのにも貯金してるお小遣いを使ってくれたりするので良しとする)
支出総額451,000円/月(DINKS時代から14%増)
そして住宅購入後は一体どうなるのか。私の推測ではこちら↓
住宅購入後(予想)
持ち家になることで我が家の場合、職場からの住居手当がなくなるので、固定資産税等も含めて住宅にかけるお金がぐっと上がります。広くなる分光熱費が上がるのは避けられないでしょう。(参考:リビング階段。床暖なし、オール電化とか自家発電とかなし。プロパン→都市ガスになる。浴室乾燥暖房機、食洗機付き)保育料は2人目は減額、上の子は無償化の対象となります(多分)。いずれは家の修繕費、火災・地震保険の更新、車の買い換え、子どもの習い事…と考えると恐ろしいものがあります。(イラストは自分の職場復帰と住宅購入の時期を重ねてしまい、やること多すぎるとボヤく私←自業自得)
食費60,000円↑
外食10,000円→
ローン、固定資産税等95,000円↑
生活費160,000円↑
交通費55,000円→
育児費45,000円↓
医療費3,000円↓
娯楽・他60,000円→
支出総額498,000円/月(子宝時代から8%増!)
住宅ローンをいくらまで借りて良いものか考えるにあたって想像で計算したものですが、甘いかな…もっと増えるかも?無理しない範囲で、少しでも節約していきたいものです。
以上、共働き+2人の子持ち家庭の現場からお送りしました!
十分な教育費を準備してやりたいと思うのも親心↓